「つい悪い方向に考えてしまう…」こんなとき、どうしたらいいですか?

カウンセリングシステム「セカンド・ペアレンツ」

こんにちは!

みなさんはこんな経験ありませんか?

「ダメと分かっていても、つい悪い方向に考えてしまう…。」

「キチンとしたいけど、中々ヤル気が出ない。」

「一生懸命やってるつもりなのに、成果が出ない…。」

「そもそも何だかダルい…。」

わかります!😅

ボクもそんな経験が山ほどあります…。

しかも、その理由について考えてみても、

元々ある「状況」とか、そこにいる「相手」の問題なんかが絡んでいて、

改善や解決自体が難しいこともしばしば…。

ときにはなぜ自分がそこにはまり込んでいるのか、

理由そのものが自分でもよくわからない…、なんてこともありますよね😅

「世の中そんなものだよね。(-_-;)」

「他の人だって多かれ少なかれ我慢していることだし、仕様がないよね。(+_+)」

と、多くの人が何となくこのようなモヤモヤを抱えながら、日々のやるべきことをこなす毎日を送っておられるのではないでしょうか。😥

今日の記事では、そこに潜む意外な”原因”と、

心理と脳の観点から見た効果的な”解決策”について、

ご紹介していきたいと思います!(*^-^*)

これを知っておくだけで、ネガティブな気持ちにさよならをして、

自分らしく楽しい毎日を過ごしていけるようになりますよ!(^_-)-☆

どうして多くの場合、

なりたくないのに”ネガティブな気持ち”になってしまうのでしょう…?

最初に結論を言うとその理由は…、

目の前のことに対して、

「したい」「やりたい」と思ってるか、

「するしかない」「しなければならない」と思ってるか

の違いなんです。

ここからは、丁寧に順を追ってお話していきたいと思います。😄

まずはじめに、ネガティブが顔をのぞかせるときに、

これといった理由や原因が特に思い当たらないときでも、

ボクたちは、

「外からの何かしらの”刺激”に対して、ネガティブな”反応”をしている。」

と言い換えることも出来ますよね?

図にしてみるとこんな感じです。

一番左の矢印のところで、まず”刺激”が入ってきます。

一言に”刺激”と言っても様々だと思いますけど、例えばここではあなたが職場で、

このようなことがあったとしましょう。

1、職場の飲み会に誘われ、先輩から愚痴や不満を延々と聴かされた。

 (愚痴なんて聴きたくないよ…。こっちが聴いて欲しいくらいだよ。)

2、翌朝二日酔いで頭痛がひどいのに、母親に「早く起きなさい」とせかされる。

 (疲れてるんだからせめてギリギリまで寝かせて欲しいのに。)

3、食欲がないのに朝食には頼みもしていない味噌汁が出てくる

 (毎日同じような朝ごはんで正直飽き飽きしてるんだけどなぁ。)

4、重い足取りで会社に向かうが、ひどい渋滞でちっとも車が前に進まない。

 (どうしよう…遅刻してしまうかも…こんな日に限ってツイてないな…)

5、結局そのままの流れで出勤時間に間に合わず、朝から上司に遅刻を注意される

 (あぁあ…またこの人怒ってる…。この前もだったし、もううんざりだ)

…どうでしょう?

もしこんな毎日がずっと続くのだとしたら…?

かなりきついですよね😣

これらの中の「出来事そのもの」、

つまりそれぞれのシーンの前半部分を外からの「刺激」、

一方で出来事に対しての「気持ちの動き」、

つまり後半部分の( )内を、「反応」と呼ぶことにしたいと思います。

ここでイスを使った「ワーク」をしてみたいと思います。

(実際にイスが2脚ある場合は、このように左右に並べて置きます。)

まずは左側のイスに座り、左の人差し指で前を指差しながら、次のような言葉をつぶやいていきます。

「わたしは運が悪い」

「わたしは恵まれていない」

「わたしは人に好かれていない」

「世の中にはいい人なんかあんまりいない」

「世の中にはつらいことばかりだ」

次は右のイスに座り、右の人差し指で前を指差しながら、次のようにつぶやいてみましょう。

「わたしは運がいい人間です」

「わたしはとても恵まれた人間です」

「わたしは人が好き」

「世の中にはいい人がたくさんいる」

「世の中には幸せなことがたくさんある」

次は今座っている右のイスに座ったまま、先程例に挙げた1から5まで出来事をもう一度思い出してみましょう。

そして、そのような外からの刺激に対して

「どんな気持ちになるかな?」

「どんな感情になるかな?」

と想像してみてください。

…………、いかがでしたか?

気持ちや感情に何か変化はありましたか?

出来事にくっついていた気持ちや感情はポジティブな方向に変化していませんでしたか?

例えばこんな感じです。

1、職場の飲み会に誘われ、先輩から愚痴や不満を延々と聴かされた。

 (先輩大変だな、今日はお世話になってる先輩の話をとことん聴こうかな。)

2、翌朝二日酔いで頭痛がひどいのに、母親に「早く起きなさい」とせかされる。

 (あやうく完全に寝過ごしてしまうところだった!お母さんありがとう。)

3、食欲がないのに朝食には頼みもしていない味噌汁が出てくる

 (今朝は二日酔いだろうと気遣ってくれて、お味噌汁作ってくれたんだ。)

4、重い足取りで会社に向かうが、ひどい渋滞でちっとも車が前に進まない。

 (間に合いそうにない。ここは冷静に遅刻することを会社に報告しておこう。)

5、結局そのままの流れで出勤時間に間に合わず、朝から上司に遅刻を注意される

 (期待されてるからこそ注意してくれんだ。気を取り直して名誉挽回しよう。)

少しおおげさな気がしますけど、ここでお伝えしたかったのは、

同じ刺激でもこんなに違う反応になることもあるんだってことだったんです。

「そんなに物事の捉え方を急に変えるなんて難しいよ!」

「毎日こんな環境、こんな相手の中にいては、どうしてもそんな風に考えられないよ…」

確かにそうですよね…。

どんなに変わってほしいと思っても、他人を変えることはできません。

ときには自分のほうから、そんな環境や人間と距離をとるために、その場を去るという決断をしなければならないこともあると思います。

でも、それでもいいじゃないですか!

心や身体をストレスから守ってあげることは何よりも大切だと思います!

変えられるのは

「自分の行動と未来だけ」

ですよね。

ここで今日の一番の大事なポイントです。

「様々な刺激に対してどちらの反応をするかは、本人に決定権がある」ってことです。

先程のイスを使ったワークを思い出してみましょう。

目の前のことに対して、

「するしかない」「しなければならない」と思ってるときには、

どうしても左のネガティブなイスに座ってるような心の状態に傾いていきます。

他人からの「要求」に無理に応えようとするあまり、

大きなエネルギーを消費して、

本来、心と身体を整えるためのエネルギーまでが足りなくなり、

それは様々な形で身体の不調として現れはじめ、

結果として、仕事のパフォーマンスやモチベーションは大幅に損なわれます。

一方で、目の前のことに対して、

「したい」「やりたい」と思ってるときはどうでしょう?

自然と右のポジティブなイスに座ってるような心の状態に変わっていき、

自分の「欲求」に素直に応えて、

必要なことに効率よく自分のエネルギーを使うことができ、

心と身体を整える為のエネルギーもしっかりと確保されて、

いつも健康でいきいきとしていることができ、

結果として、仕事のパフォーマンスやモチベーションを高い状態に保つことができるのです!

どうでしたか?

「それでも毎日生きていくためにはやりたくないこともしなければならない時だってあるよ!」

「やりたいことだけやれていれば苦労しないんだけどな…。」

と言いたくなる時もあるかもしれませんよね。

ただ、

まずは小さな目標からチャレンジしてみたり、

達成できた時の自分へのご褒美を設定してあげたりといったふうに、

少しでも「したい」「やりたい」と思えるように

「やり方」を工夫していくことなどからやってみるというのは

いかがでしょう?

そして最初のうちは小さな目標でも、

やり遂げることが出来たら、

思いっきり自分をほめてあげましょう!

それでもどうしても

「したい」「やりたい」と思えないのであれば、

あえて「しない」「やらない」ことも、

決して悪いことなんかじゃないと思います。

一つずつ、一つずつ、

「小さな成功」を

積み重ねていきましょう!

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